健全な経営のために

企業法務は、企業にとっては、法律に関係するホームドクター的な存在です。
あえて医師と言わないのには理由があります。
それは、ホームドクターは、風邪や腹痛などちょっとした病気になった時に、すぐに診てもらう事ができる手軽な存在です。
医師というと、総合病院や専門医も入るからです。

要するに、企業にとって、ちょっとした相談もできる、法律的な見地からの伺いができるのが企業法務です。
この医師で言う大病院や総合病院の医師というと弁護士の存在になります。
もちろん企業法務の中に顧問弁護士が居ることもあります。

企業法務で一番行うことは予防法務です。
このままの状態の経営ですと、何かの紛争が起こる、取引先とのトラブルに巻き込まれると言った予知をするのも企業法務の仕事です。
その際に、ホームドクターでは手におえない重大な案件に関しては、弁護士などが関係することも多いです。

未然にトラブルを防止することができる企業法務では、ありとあらゆる内容に精通していなければなりません。
その場合単純なものであれば表面的な知識で対応できます。
風邪で言うと、咳と鼻水程度でしょう。
ところが高熱がでたり、肺炎に発展してしまうことで、ホームドクターでは対応できない時は、専門医に診てもらう必要が出ます。

しかし、この時点で、ホームドクターがしっかり治療をしていくことで、それ以上ひどくならずに回復することができる、それが企業法務の目的であり、もっと言うと風邪を引かないよう予防することができればベストです。